![背中の全体が痛い!コルセットをしても改善しなかった痛みをアッという間に解消した方法とは?](https://senakanoitami.jp/wp-content/uploads/2019/08/shutterstock_1084767380.jpg)
背中の全体や腰回りが痛い方は、レントゲンから姿勢などに問題があると診断され湿布を貼ることやコルセットの着用を勧められたことがあると思います。しかしそれらの対処法が効かずにいつまでたっても痛みが解消されないことはありませんか?
今回のお話は、背中全体の痛みからレントゲンによって姿勢に問題があると診断されたOLのMさんが、コルセットを装着しても効果が感じられずに長く続いていた痛みをアッという間に改善した体験談です。
今年でOL2年目の、事務系の仕事をしているというMさん。腰を含む背中全体が痛いので苦しくて座っていることすらままならず、仕事にも全く集中できない状態だということで隣県から来院されました。
痛みを感じてすぐに近くの病院や治療院に行ったようですが、以後まったく良くなる兆しがなかったようで思い悩んでの来院でした。
病院ではレントゲンによる診断をしたようで、姿勢に問題があることからコルセットの着用をすすめられたようです。
言われた通りにコルセットをしばらく着用していたのですが特に痛みが引くことがなかったとのことで、セカンド、サードオピニオンをしたようですが基本的な診断はどこも同じで、むしろ痛みは日に日に増すばかりだったとのことです。
あまりにも痛みが辛そうだったので、すぐに処置を始めました。
痛みのある部分を少しずつ確認していくと、写真のように背中全体が痛い状態だということがわかりました。
見ると、背中の「背筋」や「腰方形筋」はもちろんのこと、背骨やお尻全体までが痛んでいました。Mさんが言うようにまさに背中全体の痛みで、痛くない所がないといった状態でした。
これだけ背中全体に痛い部分が広がっているのは座ることも立つことも辛いと言うことがよくわかりました。
背中の全体や腰回りの処置が終わると、Mさんは「足も痛いんです!」と言う。実際確認してみると写真のように太ももからふくらはぎの方まで、広い範囲で痛んでいる。足に関しても、どこが痛んでいるというよりかはほぼ全域が痛んでいると言った状態でした。
結果としてMさんは背中全体から腰、足までの痛みがありましたが、ここまでひどい状態でも筋肉の損傷はレントゲンでは発見することはできません。
レントゲンでは骨の状態しか確認することができないため、筋肉については全くわからないのです。
Mさんは現在OLで事務職とのことですが、事務の仕事をしていてここまで背中全体が痛んでしまうはずがありません。何か原因があるはずなのではと思い、私は高校時代に何か部活はしていたかと聞きました。
すると「小学校からずっとバレーボールをやっていました。中学の時は県で優勝し全国大会まで行くような学校で練習していました。」
「高校もバレーボールが強い高校にスカウトされて日々練習にはげんでいました。」
とのことでした。
おそらく、原因はバレーボールです。エースアタッカーをやって厳しい練習に耐えていたというので、体全身の筋肉が痛んでしまったということでしょう。
バレーボールは全身を使うスポーツで、あらゆるスポーツの中でも特に身体への負担が大きいです。背中全体に痛い部分が広がっていたのも、バレーボールをやっていたということで納得できます。
背中全体が痛いと嘆くOL2年目のMさん
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背中全体が痛いというので確認すると、驚くほどの範囲に痛みは広がっていた!
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腰方形筋とは?
肋骨の一番下の部分と骨盤を繋ぐインナーマッスル。骨盤を動かす役割を持つので、この部分が痛むと主に腰痛を引き起こす原因となります。
背中全体や腰、足への痛みはあっても、根本的な原因はレントゲンではわからないことが多い!
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背中全体の痛みの原因はバレーボール!スポーツの中でも特に全身への負担が大きいので注意が必要
![](https://senakanoitami.jp/wp-content/uploads/2019/08/shutterstock_628377176.jpg)