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背中全体が痛い
 

背中全体が痛い場合の原因

背中の痛い部分を確認すると下の写真のような状態になっています。

《背中の痛い部分を確認しながら、痛い所にパッチを貼った状態》

背中全体が痛んでいる状態

上の写真と背中の筋肉の状態を比較すると、痛みの原因は背中の「脊柱起立筋」に起きているという事が分ります。

背中の脊柱起立筋が損傷

 背中全体が痛い場合の解決方法はコチラです。

背中全体が痛いと感じたら早めの対応を

背中全体が痛い時は早めの対応

実は怖い背中全体の痛み。私の元に「背中全体が痛いんです・・・。」と来院される方は、病院でレントゲンを撮ってもらったけど「骨に異常はない。」と言われた。内臓に原因があるかもしれないから内科にもいったけど「異常はない。」と言われた。という方々がほとんどです。

 

「ん?どうして背中が痛いのに内科に行くの?」と思われたかもしれませんが、胸の後ろにある大動脈に異常が出ていたり、お腹の後ろ側にある腎臓や膵臓、十二指腸に異常がある場合も背中に痛みを感じることがあるからです。

 

特に背中全体が痛いと感じているけど、背中の下の方に痛みを大きく感じる場合は腎臓などの内臓に原因がある可能性もります。背中を強く打ち付けたり、無理な姿勢をとった記憶もないのに背中全体が痛む場合はまず内臓に異常がないか内科で診てもらいましょう。

 

背中全体に感じる痛みの原因は主に筋肉や骨にあることがほとんどですが、「ただの筋肉痛だろ。」「しばらくすれば治るだろう。」と軽く考えず、背中全体に鋭い痛みを感じたり、発熱を伴うようであれば早めに診察を受けてください。

外科も内科も行ったけど背中全体が痛い!

背中全体が痛い原因は筋肉

・外科でレントゲンをとっても異常は見つからなかった。

・内科にいっても異常は見つからなかった。

 

という方は冒頭でもお伝えした通り、脊柱起立筋という背中全体に通っている長い筋肉が痛んでいると考えられます。この脊柱起立筋という筋肉は人間が重力に逆らって二足歩行する上でとっても重要な役割を果たしています。

 

上体を起こす筋肉である脊柱起立筋は、横になっている時以外は常に働いていることになります。なので、長時間座りっぱなしのデスクワークや、長時間同じ姿勢の立ち仕事をしている方や、背中の筋肉に負荷がかかる過度なトレーニングやスポーツを行なっている方は他の方より脊柱起立筋を痛めやすくなります。

 

長時間デスクワークや立ち仕事をされるている方は、適度に立ち上がってストレッチを行なったり、お風呂で筋肉を十分にほぐすなどの対策が必要です。

 

また猫背など姿勢が悪い方も脊柱起立筋を痛める原因になるので、猫背になりがちな方はインナーマッスルと呼ばれるカラダの内側の筋肉を鍛えて姿勢を改善するように意識しましょう。

背中全体が痛い時に効果的なセルフケア

1、ストレッチ

 

長時間同じ姿勢で過ごして、背中の筋肉に疲れが溜まっている方にはストレッチがおすすめです。長時間同じ姿勢でいることは脊柱起立筋にとっておおきな負担となります。できることなら1時間ごとに背中の筋肉を動かしてあげましょう。

背中全体が痛い時に効果的なストレッチ

背中をねじるストレッチ

1、椅子に座って左手を右膝の横に当てます。

2、右手は後ろを向くようにして背もたれの左側を持ちます。

3、目線は遠くを見るようにして20秒ゆっくりと呼吸を繰り返しながらこの姿勢をキープします。

4、20秒たったらゆっくりを息を吐きながら姿勢を戻します。

5、これを左右交互に2回行います。

 

ストレッチを行う場合は、勢いをつけずにゆっくりと行なってください。勢いをつけて行ってしまうと、凝り固まっていた筋肉を痛めてしまう可能性があるのでストレッチは勢いはつけず、ゆっくりと行いましょう。

2、温熱療法

背中全体が痛い時は蒸しタオル

血行を促進することで筋肉の痛みを和らげることができます。ただし、温熱療法は痛みがあるところに腫れの症状がある場合は悪化させてしまうので行わないでください。腫れているわけでもなく背中全体が痛い時に行う分には効果的な方法になります。

 

方法はとても簡単です。使い捨てカイロや蒸しタオルを痛みの感じるところに当てます。この時、低温やけどを防ぐためにもカイロは必ず衣服の上から当てるようにしてください。

 

蒸しタオルは水で濡らしたタオルをしっかりと絞り、ジップロックやラップで包み500Wのレンジで1分ほどチンします。タオルに水分が多く残っているとやけどする恐れがあるのでしっかりと絞ってください。

 

温めたタオルを背中にのせるのですが、この時熱いようであれば乾いたタオルの上から温めたタオルをのせるといいです。

3、半身浴

 

ぬるめのお湯に30分〜40分使って体を芯から温めて血の巡りをよくします。夏場なら38度、冬場なら40度くらいの温度でみぞおちくらいまで浸かります。この時脱水症状にならないように常温の飲み物を常備しておくといいです。キンキンに冷えた飲み物だと体が冷えてしまうのでなるべく常温の飲み物を用意しましょう。

背中全体が痛い原因のまとめ

激しい痛みがある場合は内臓に原因がある可能性があります。激しい痛みを背中に感じるようであれば早めに内科で診てもらいましょう。レントゲンをとっても骨に異常がない、内科で診てもらったけど異常がないのに背中全体が痛い場合は筋肉の炎症が原因だと考えられます。

 

特に背中全体が痛い時は上体を支えている脊柱起立筋が痛んでいる可能性が高いです。特に長時間同じ姿勢で過ごしている方は脊柱起立筋に疲れが溜まって筋肉を痛めやすいので、1時間に一回は姿勢を変える・ストレッチを行うなどの対策が必要です。

 

また家に帰ったら半身浴や温タオルなどで凝り固まっている背中全体の筋肉の血行をよくして筋肉を柔らかくことで脊柱起立筋の疲労を解消するのも効果的です。

 背中全体が痛い場合の解決方法はコチラです。

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