朝、背中が痛くて起きられないと言う人も多いと思います。
病院に行っても有効な解決方法がなくて悩んでしまう人も多いので
事例を参考に原因と解決方法をお話したいと思います。
Tさん(男性:60才)はベッドから動けなくて
トイレに行くにも3~4時間かけてやっとの状態でした。
一度病院に行きましたが、
レントゲンやMRIを撮った結果は特に異常なしでした。
これはつまり骨の問題ではないと言うことです。
では、何が原因なのか?
私の所に相談に来られた時に
一体どこが痛いか1時間ほどかけて確認したのが次の写真です。
シールを貼った所が押圧して実際に痛い(損傷している)部分です。
「え~!こんなにひどいの!?」と
ビックリするくらい広い範囲で痛んでいるのが分ります。
この体の状態をレントゲンに撮っても骨しか写りません。
結果、原因不明ということになってしまいます。
痛んでいる状態を、体の筋肉と比較すると
起こっている問題がハッキリ分ります。
背中にある「最長筋」や「腸肋筋」といった筋肉(背筋)が痛んでいることが
分かります。しかし、筋肉はレントゲンに写らないのです。
どこが痛んでいるか解説するためにパッチを1個1個はりましたが
実際の治療は下記写真のように
背骨の両側にメディカルイオンシートを貼ります。
通常貼った瞬間に(1~2分後)には痛みが楽になり
動けるようになります。
男性Tさんはなぜ背中の筋肉を痛めて動けなくなったのか?
本人から話を聞くと…
Tさんは趣味でテニスをやっていました。
起きられなくなる2日くらい前に
サーブの練習をかなりやったと言いうことです。
そうです!
サーブの練習で筋肉を痛めて動けなくなったのです。
痛みのほとんどは筋肉に原因がありますが
テニスやゴルフなどのスポーツで痛めているケースがすごく多いです。