膝が痛くて病院に行ったら「膝の軟骨がすり減ってますね。これは手術したほうがいいです。」と医者に手術をすすめられたことありませんか?もしかするとその膝痛、手術しなくても改善するかもしれません。
今回は、膝痛で整形外科の先生に「膝の軟骨がすり減っているから手術が必要」と言われたMさんが、体に傷跡の残る手術をせずに膝痛を改善した体験談をご紹介します。
100キロを超えそうなふくよかなMさん(56)はご主人に連れられ、左足を痛そうに引きずって歩いてました。「膝が痛いのですか?」と尋ねると、半年前くらいから左の膝が痛くて歩くのもツラく、家事をするにも買い物に行くにも苦労しているとのことでした。
病院で診てもらったかと尋ねると、整形外科で診てもらって来たとのことでしたが、レントゲン写真を見た先生から「膝の軟骨がすり減っているので、痛みを取るには手術が必要ですね」と告げられたそう。
しかし、Mさんは手術には抵抗があり、膝痛で手術をしても痛みが取れないケースがあることも知っていたので、できればしたくないと思い、手術はせずに痛み止めと湿布で痛みを我慢しながら日常生活を送っていたとのことでした。
しかし、少し医学の知識がある人であれば「膝の痛みの原因が、膝の軟骨のすり減りによるものという診断はおかしい…。」と違和感を抱くでしょう。
膝の軟骨がすり減っているというのは間違いのない事実ですが、そもそも骨には神経が通っていないので、膝の軟骨がすり減って「骨が痛い」ということは医学的にありえないのです。
しかし、ドクターに「膝の軟骨がすり減っても、骨に神経はないので膝の痛みに直接は関係ないですよね?」と聞くと「膝の軟骨がすり減って神経が圧迫されているからだ」と言われるかもしれません。
ところが、下の膝のレントゲン写真を見るとわかると思いますが、膝の軟骨がすり減ったとしても、骨と骨の間を都合よく通っている神経も存在しないのです。つまり、膝の軟骨がすり減って神経が圧迫されているから痛い。という判断もおかしいのです。
では、膝の痛みの原因はどこにあるのでしょうか?次の章からMさんの施術を通して本当の痛みの原因を探っていこうと思います。
手術をしなくても痛みが改善してしまう理由は、痛みの原因の多くが骨や神経ではなく筋肉のトラブルが原因であることが多いからです。痛みのメカニズムを知っていれば手術をしなくても改善できる症状は多くあります。
今回、膝痛で整形外科の先生には手術が必要と言われたMさんに痛みを感じているところを聞きました。すると、①膝の内側、②膝の周囲、③膝の裏、④ふくらはぎ、と膝の周辺以外にも痛みを感じていることがわかりました。
これを「膝の軟骨がすり減っているから」という理由だけで片付けるのはおかしいと思いませんか?ここまで痛みが広がっていると、仮に膝の手術をしてもMさんは膝周りの痛みに悩まされ続けていたことでしょう。
下の写真のイオンシートを貼ってあるところがMさんが実際に痛みを感じているところです。
待合室でまっていたご主人も、Mさんの歩き方や表情を見てよくなったのがすぐにわかったようで、「痛くなくなったのか?」と嬉しそうに声をかけていました。
Mさんに再び椅子にかけてもらい、「膝痛の原因のほとんどは筋肉なんですよ」「わかったでしょ?」と話しかけると「よく分かりました!」と診察前の暗い表情から一変、とても明るい笑顔になっていました。
Mさんはけっこう体重もあったので少し歩けるようになったら、食事の見直しと膝に痛みを感じない程度の軽い運動を勧めて初回の治療を終えました。
3日後に再びMさんから「まだ少し痛みが残っているのでもう一度治療を受けたい」と予約の電話が入りました。しかし、その電話の声は「先生!あれから歩くのがウソみたいに楽な状態が続いています」と、嬉しさが伝わってくるほど明るい声色でした。
初診時にほぼ左足の膝周りから膝下の筋肉全てが痛んでいる状態だったので治療は3~5回くらいかかるのでは?と思っていましたが、予想以上にMさんの回復が早く2回の治療でほぼ痛みを感じなくなったとのことでしたので、後は様子を見ることにしました。
たとえ、膝の軟骨がすり減っていたとしても、筋肉が痛んでいなければ痛みを感じることはなかったでしょう。実際、膝に痛みはないのにレントゲンを撮ったら膝の軟骨がすり減っているという人も中にはいます。
手術には合併症や後遺症など思いもよらぬ症状を引き起こしてしまうリスクもあるので、膝痛で手術が必要と診断されても焦らずに、他の解決方法がないかしっかり検討することをおすすめします。
この記事で手術が必要と診断されたMさんの膝の痛みを、アッというまに改善した当院の治療法については下の記事で紹介していますので、こちらもご確認ください。
今回は、膝痛で整形外科の先生に「膝の軟骨がすり減っているから手術が必要」と言われたMさんが、体に傷跡の残る手術をせずに膝痛を改善した体験談をご紹介します。
「膝の軟骨がすり減っているので手術が必要」と診断されたMさん
今回初めて当院に来院されたMさん。最近まで腰痛の治療で当院に通っていた患者さんと知り合いだったらしく、ずっと腰痛で悩んでいた友人が最近全く痛いそぶりを見せないので「どこの治療院で診てもらったの?」と聞いたところ、当院を紹介されたとのことでした。100キロを超えそうなふくよかなMさん(56)はご主人に連れられ、左足を痛そうに引きずって歩いてました。「膝が痛いのですか?」と尋ねると、半年前くらいから左の膝が痛くて歩くのもツラく、家事をするにも買い物に行くにも苦労しているとのことでした。
病院で診てもらったかと尋ねると、整形外科で診てもらって来たとのことでしたが、レントゲン写真を見た先生から「膝の軟骨がすり減っているので、痛みを取るには手術が必要ですね」と告げられたそう。
しかし、Mさんは手術には抵抗があり、膝痛で手術をしても痛みが取れないケースがあることも知っていたので、できればしたくないと思い、手術はせずに痛み止めと湿布で痛みを我慢しながら日常生活を送っていたとのことでした。
「膝の軟骨がすり減っているから」は膝の本当の痛みの原因ではない
Mさんのように整形外科で膝が痛いと相談すると、ほぼ100%と言ってもいいほど「膝の軟骨がすり減っているのが原因」と言われます。確かに、膝の軟骨がすり減った状態のレントゲンを見せられれば、ほとんどの患者さんは納得してしまうと思います。しかし、少し医学の知識がある人であれば「膝の痛みの原因が、膝の軟骨のすり減りによるものという診断はおかしい…。」と違和感を抱くでしょう。
膝の軟骨がすり減っているというのは間違いのない事実ですが、そもそも骨には神経が通っていないので、膝の軟骨がすり減って「骨が痛い」ということは医学的にありえないのです。
しかし、ドクターに「膝の軟骨がすり減っても、骨に神経はないので膝の痛みに直接は関係ないですよね?」と聞くと「膝の軟骨がすり減って神経が圧迫されているからだ」と言われるかもしれません。
ところが、下の膝のレントゲン写真を見るとわかると思いますが、膝の軟骨がすり減ったとしても、骨と骨の間を都合よく通っている神経も存在しないのです。つまり、膝の軟骨がすり減って神経が圧迫されているから痛い。という判断もおかしいのです。
では、膝の痛みの原因はどこにあるのでしょうか?次の章からMさんの施術を通して本当の痛みの原因を探っていこうと思います。
膝痛で手術をしなくても痛みを改善できる理由
当院ではこれまで腰、背中、膝の痛みで手術が必要と言われた患者さんをたくさん診てきました。しかし、そのほとんどの患者さんが当院でイオンシートを使った治療を受けて「あれ?痛みが改善しました!」と直前で手術を免れています。手術をしなくても痛みが改善してしまう理由は、痛みの原因の多くが骨や神経ではなく筋肉のトラブルが原因であることが多いからです。痛みのメカニズムを知っていれば手術をしなくても改善できる症状は多くあります。
今回、膝痛で整形外科の先生には手術が必要と言われたMさんに痛みを感じているところを聞きました。すると、①膝の内側、②膝の周囲、③膝の裏、④ふくらはぎ、と膝の周辺以外にも痛みを感じていることがわかりました。
これを「膝の軟骨がすり減っているから」という理由だけで片付けるのはおかしいと思いませんか?ここまで痛みが広がっていると、仮に膝の手術をしてもMさんは膝周りの痛みに悩まされ続けていたことでしょう。
下の写真のイオンシートを貼ってあるところがMさんが実際に痛みを感じているところです。
痛みのメカニズムについてはこちら
半年悩まされた膝痛も手術なしでアッという間に改善したMさん
痛みの感じるところにイオンシートを貼り治療を終えたので、診察台から降りてもらうとMさんはすぐ「あ〜痛くない!」とあまりの変化に驚きを隠せない様子でした。膝の痛みが和らいだのがよっぽど嬉しかったのか、来院された時に足を引きずって歩いていた方とは思えないくらい治療室の中をスタスタと歩いて見せました。待合室でまっていたご主人も、Mさんの歩き方や表情を見てよくなったのがすぐにわかったようで、「痛くなくなったのか?」と嬉しそうに声をかけていました。
Mさんに再び椅子にかけてもらい、「膝痛の原因のほとんどは筋肉なんですよ」「わかったでしょ?」と話しかけると「よく分かりました!」と診察前の暗い表情から一変、とても明るい笑顔になっていました。
Mさんはけっこう体重もあったので少し歩けるようになったら、食事の見直しと膝に痛みを感じない程度の軽い運動を勧めて初回の治療を終えました。
3日後に再びMさんから「まだ少し痛みが残っているのでもう一度治療を受けたい」と予約の電話が入りました。しかし、その電話の声は「先生!あれから歩くのがウソみたいに楽な状態が続いています」と、嬉しさが伝わってくるほど明るい声色でした。
初診時にほぼ左足の膝周りから膝下の筋肉全てが痛んでいる状態だったので治療は3~5回くらいかかるのでは?と思っていましたが、予想以上にMさんの回復が早く2回の治療でほぼ痛みを感じなくなったとのことでしたので、後は様子を見ることにしました。
膝の軟骨がすり減っていても手術せずに痛みを改善できたMさんの体験談。まとめ
膝痛の相談で当院に来る前は「膝の軟骨がすり減っているから手術が必要。」と言われて落ち込んでいたMさんでしたが、一つ一つ痛みを確かめていくと膝の軟骨の問題よりも、膝周りの筋肉が痛んでいることが問題だったということが分かり、無駄な手術を避けることができました。たとえ、膝の軟骨がすり減っていたとしても、筋肉が痛んでいなければ痛みを感じることはなかったでしょう。実際、膝に痛みはないのにレントゲンを撮ったら膝の軟骨がすり減っているという人も中にはいます。
手術には合併症や後遺症など思いもよらぬ症状を引き起こしてしまうリスクもあるので、膝痛で手術が必要と診断されても焦らずに、他の解決方法がないかしっかり検討することをおすすめします。
この記事で手術が必要と診断されたMさんの膝の痛みを、アッというまに改善した当院の治療法については下の記事で紹介していますので、こちらもご確認ください。