体(背骨)が曲がる症状、側弯症とは?放っておくと危険?
今回は、
こちらの記事でもお伝えしました、体(背骨)が曲がっている
側弯症について、事例も挙げながらその原因と改善方法をお伝えします。
「側弯症(そくわんしょう)」とは背骨が左右どちらか一方に弯曲してしまうことを言い、小児期に起こりやすい症状ですが、大人でも起こる場合がある症状です。上の写真のように体が左右に曲がっている人がたくさんいます。
一番右はレントゲンを撮った際の写真ですが、素人が見てもわかるように確かに背骨が曲がっているので、難病、奇病の類で
「手術するしかない!」となってしまうことも。
整体院に行っても「背骨が歪んでいる」「骨盤が歪んでいる」と指摘されます。そのこと自体は間違いありません。写真を見て分るように背骨や骨盤が大きく歪んでいます。
しかし、
一番の問題はなぜ骨盤や背骨に歪みが起こっているのか?という事です。それを理解して治療しないと人生真っ暗になってしまう危険があります。
体(背骨)が曲がる側湾症の原因は?
体の構造は上の写真のようになっています。正常な状態では骨盤の上に背骨が真っ直ぐ立っています。しかし
何らかの原因で骨盤が歪むと、背骨が曲がってしまいます。
では、なぜ骨盤が歪むのかを調べると下の写真のように、骨盤と肋骨をつないでいる「腰方形筋」という筋肉が、
片方は伸びた状態で硬くなり、もう片方が縮んだ状態で硬くなり、ロック状態になっているケースがほとんどです。
体(背骨)が曲がる側湾症の解決方法は?
側弯症は「腰方形筋」が痛んでいるために骨盤が歪み、その結果背骨も歪むということです。ですから側弯症を根本解決するには、この
腰方形筋を正常な筋肉状態にすればいいことになります。
施術で実践した結果ほとんどの側弯症が改善しました。ただ
痛んでいる状態が一人一人違うので、2~3回で改善する人、5~6回かかる人、重症で10回以上かかる人の違いはでてきます。
体(背骨)が曲がる側湾症の改善事例
ここでは、当院の施術により改善した側弯症患者の事例を挙げていきます。
事例① 40代女性 製造工場勤務 の場合
腰痛で整体や接骨院に行くも良くなる気配がなく、ある日風呂上りに鏡を見ると体が曲がっていることに気が付きました。心配になって病院に行ったのですが特にこれといった治療もなく、
「1ヶ月くらい安静にしていれば良くなる」との診断でしたので、会社を休んで1ヶ月程自宅療養しました。
しかし痛みは段々ひどくなるばかりで、コチラの痛みに関する無料相談窓口にて相談し、通院致しました。10回ほどの背術で改善し、以後仕事復帰しました。 |
話を聞いたところ、腰を回す動作の仕事を長年続けて筋肉が痛んだ結果と推察されます。
腰を回す動作は筋肉への負担も大きく、特に
予防も行わないまま放置していると背骨が曲がる側湾症になりやすいと言われています。
事例② 60代女性 農業従事者 の場合
日頃から腰痛があったが、ある日腰が痛くて農作業すらできず、こちらに通院しました。1回で痛みは大幅に改善したのですが、様子を見ながら計3回施術を行っていただきました。その後、農作業に支障なくなり元の腰痛も消えました。 |
農作業従事者は腰を曲げての重労働が多く、
腰を曲げる度に腰だけでなく筋肉全体に負担がかかることからこのような症状になるケースが多く見られます。
体(背骨)が曲がっている(側弯症)の改善方法まとめ
側湾症ははじめは違和感程度かもしれませんが、徐々に背骨が曲がっていきロックされてしまいます。そうなってしまうと仕事だけでなく日常生活にも支障が出てしまいますので、早期治療が最も望ましいです。もし現在違和感や腰痛がありましたら、ご相談ください。
側湾症の詳しい解説は
こちらの記事をお読みください。
また、本記事にて解説した施術については下の解決方法をご覧ください。
体(背骨)が曲がっている側弯症の解決方法はコチラです。