骨盤の上あたりが痛い場合の原因
腰から背中にかけて痛い部分を確認していくと、下の写真のような状態になっています。
《腰の痛い部分を確認しながら、痛い所にパッチを貼った状態》
上の写真と背中から腰にかけての筋肉の状態を比較すると、痛みの原因は骨盤の上にある「腰方形筋」に起きているという事が分ります。
骨盤の上が痛い人はこんな人
決まった脚を上にして脚を組む癖がある
背中の骨盤の上あたりが痛いと相談に来る人のほとんどが椅子などに腰掛けている時に、どちらか片方の脚を上にして脚を組むクセがあります。このページを見ているあなたも心当たりはありませんか?
脚を組むこと自体珍しい行為ではないのですが、片方の足ばかり上にして脚を組んでいると骨盤と肋骨を繋ぐ「腰方形筋」が片方は引っ張られ続けけます。反対側は常に縮こまった状態になるので「腰方形筋」の左右のバランスが崩れ、脚を組む癖によって蓄積された疲労が「腰方形筋」を傷めてしまい、骨盤の上が痛い原因となります。
同一方向に腰を捻る人
野球やゴルフのようにスイングをするスポーツをしている人も骨盤の上が痛いと感じている人が多いです。これは「腰方形筋」が体幹を支えるインナーマッスルの中でも”捻る・側屈・伸展”の動きに関わっているからです。
これは片方の脚を組む癖がある人と同じ理屈ですが、一定方向に腰を捻る動作が多いと”捻り”の動きを担当している「腰方形筋」の片側にだけ負荷がかかり、「背中が痛い」「骨盤の上が痛い」という症状の原因になります。
骨盤の上あたりが痛いと悩んでいた女性
こちらの女性は2、3年ほど前から骨盤の上が痛いと感じていたのですが、痛みが出たら整体で施術を受けてだましだまし痛みと付き合ってきていたそうです。
しかし、一向に改善されないので何か他に原因があるのでは?と思い病院でX線やMRIの検査も受けてみたものの背骨や骨盤に特に異常も見つからず、痛み止めと血行をよくする薬をもらったけどダメだったそうです。
何か他にいい方法がないか調べていたところ友人から当院のパッチを聞いたということで来院していただきました。
パッチの説明を聞いても今ひとつ腑に落ちていない様子でしたが、実際パッチを試された後は「これまで体をひねった時に感じる骨盤の上が痛いという恐怖もすっかりなくなりました!」と日常に感じていた不便さ、恐怖がなくなったと喜んでいただけました。