• 痛みが完治 痛み改善ブログ
    右足の太ももの痛みと腰痛が消えた!〜痛み改善体験談1〜
    2019年6月12日
  • 痛み改善ブログ
    肩の痛み事例「肩が痛くて後ろに手がまわらない」
    2019年3月16日
  • 膝の痛み
    膝が痛くて歩けない(歩くと痛い)
    2019年4月7日
  • 背中の痛み
    体(背骨)が曲がっている(側弯症)原因
    2019年4月23日
  • 膝の痛み
    膝が痛くて立ち上がれない
    2019年3月18日
  • 膝の痛み
    膝が痛くて正座ができない
    2019年3月12日
  • 背中の痛み
    背中の右側(左側)が痛い
    2019年5月9日
  • 捻挫やその他の痛みから回復 痛み改善ブログ
    長引く捻挫の痛みが消えた!〜痛み改善体験談2〜
    2019年6月20日
膝の裏側が痛い

膝の裏側が痛い場合の原因

膝裏の痛い部分を確認すると、下の写真のように膝裏全体に痛んでいるのが見つかります。個人差があって、この事例はかなり酷い方で、部分的に痛んでいる場合も多いです。押圧すると分ります。

膝の裏側は筋肉が入り組んで複雑な状態になっていて、膝関節の伸展に深く関わっています。この部分をハムストリングスと言います。膝の裏側が痛い場合は、これらの筋肉が痛んでいます。

《膝の裏側の痛い部分を確認しながら、痛い所にパッチを貼った状態》 

膝裏の損傷状態

膝の裏側が痛い場合の解決方法はコチラです。

膝の裏が痛い時に考えられる原因

膝の痛みの原因

膝の裏が痛い原因は骨や関節に異常がある場合と、筋肉や腱、椎間板が炎症を起こしてる場合があります。もちろん他にも神経や血管などが原因になっている場合もありますが、膝の裏が痛い原因の多くが骨、もしくは筋肉の炎症による痛みであることが多いです。

膝の裏に痛みを感じたらまず関節や骨に異常がないか整形外科で診てもらいましょう。骨に原因があればレントゲンで異常が見つかりますが、骨以外に原因がある場合は整形外科だと湿布を渡されて「痛みが出たら安静にして湿布を貼ってください。」と言われて診察は終わります。

レントゲンを撮っても骨に異常が見つからなかった場合は、筋肉や腱が炎症を起こしている可能性が高いです。エコーの撮れる接骨院を探して膝の裏が炎症を起こしていないか確認してもらうか、評判のいい接骨院や整骨院で筋肉の状態を触診してもらいましょう。

膝の裏が痛い時に考えられる症状

膝の裏が痛い時にかんがえられる症状の中で代表的なものを紹介します。膝の裏は屈伸運動や体のバランスを整える大事な箇所なので痛みが何度も繰り返す・決まった行動をした時に膝の裏に痛みを感じる。といった時はなるべく早く整形外科や整骨院で診てもらいましょう。

1、ベーカー嚢胞(べーかーのうほう)

膝の裏に黄色粘稠の液が溜まって膝の裏が腫れます。ほとんど痛みはありませんが、膝を深く曲げたり、正座した時に膝の裏にいわかんを感じます。膝の裏の腫れがひどくなるとピンポン球くらいに腫れ上がることもあります。

膝の裏が腫れる原因は二つあります。膝の裏にある滑液包炎(かつえきほうえん)に炎症が起きてコツ駅が膝の裏に溜まって起きる場合と、変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)の時の関節液が膝の裏に押し出されて腫瘍のように液が溜まって膝の裏が腫れます。

放置しても問題はないのですが、膝の曲げ伸ばしで邪魔にる場合や膝の裏の腫れがひどくなって神経や血管を圧迫するような時は注射器で液を抜くことができます。抜いた後もしばらくした液が溜まって同じように膝の裏が腫れることもありますが、その都度抜けば大丈夫です。

手術を希望される方もいますが、膝の裏は神経や血管が通っているので多少の危険を伴います。手術で摘出しても再発する可能性もあるので手術は慎重に考えたほうがいいでしょう。

2、膝窩筋炎(しっかきんえん)

膝の裏の真ん中あたりが膝を曲げ伸ばししたり、歩いている時に痛む場合は膝の裏にある膝窩筋(しっかきん)という筋肉が炎症してます。炎症の原因は筋肉の使いすぎや変形性膝関節症で膝をかばうことにあります。

膝の裏の真ん中あたりが痛い場合は湿布を貼れば一時的に痛みは軽減します。ですが、湿布はあくまで一時的に炎症を抑えるだけなので根本的な改善をする場合、ストレッチやイオンシートが効果的です。

3、ハムストリングス炎

膝の裏の少し上あたりの内側または外側のハムストリングスの腱の部分が炎症を起こして膝の裏が痛むことがあります。ハムストリングスは太ももの裏にある大腿二頭筋(だいたいにとうきん)、半腱様筋(はんけんようきん)、半膜様筋(はんまくようきん)の総称です。

ハムストリングス炎になった場合も膝窩筋炎と同じようにストレッチや湿布、イオンシートで炎症を抑えてからハムストリングスを鍛えて再発を予防します。

4、下腿三頭筋腱炎(かとうさんとうきんけんえん)

膝の裏の少し下の方の内側あるいは外側の下腿三頭筋の腱の部分が炎症を起こして痛むことがあります。この場合も同じく湿布で応急処置をするか、ストレッチやイオンシートを使ってか症状の改善に取り組みます。

膝の裏が痛くなった時の対処法

膝の痛みは早期解決

膝の裏が痛いと感じた時は少なからず炎症がおきています。運動中であれば運動をやめて患部をを冷やします。しばらく安静にして様子を診ましょう。何度も痛みが繰り返すようであれば骨に異常がないか整形外科でレントゲンを撮って診断してもらってください。

骨に異常がない場合は、「何も異常はないですね。」と言われますが骨に異常がない場合は筋肉や腱が炎症を起こしている可能性が高いので評判のいい(できればネットではなく、知り合いの口コミがいいです)接骨院や整骨院で診てもらうのがベストです。

ここで気をつけてほしいのですが、膝の裏が痛いといっても必ずしも原因が膝の裏にあるとは限りません。姿勢が悪いと体全体の筋肉や骨のバランスが崩れ他の肩や腰などの歪みから膝の裏の筋肉が炎症を起こしている可能性もあります。

膝の裏のストレッチやトレーニングをしているのに一向に膝の裏の痛みがよくならない場合は接骨院で体の歪みを診てもらいましょう。体の歪みが原因で膝の裏が痛い場合は姿勢改善が必要なので体感トレーニングがおすすめです。

膝の裏の固まった筋肉をほぐして緩めて鍛える

慢性的に膝の裏が痛い場合は膝の裏の筋肉が凝り固まって膝の裏に痛みを感じている場合があります。慢性的に膝の裏に痛みを感じる時はストレッチをして凝り固まった膝の裏の筋肉を緩めてあげてください。ストレッチで筋肉を緩めたら膝の裏を支えている太ももの筋肉を鍛えます。

膝の裏の筋肉のストレッチ方法

1、椅子に深く腰掛けまて右足をまっすぐ前に伸ばします。この時まっすぐ伸ばせない方は左足を右足の太ももの下あたりに入れると伸ばしやすくなります。

2、右足をまっすぐ伸ばしたたらつま先を自分の方に倒します。すると膝の裏が伸びているのが分かると思います。つま先を自分の方に倒して5秒この状態をキープします。

3、5秒たったら今度はつま先を自分の体とは逆の方に倒します。するとすねの前の筋肉が伸びているのが分かると思います。同じくこの状態で5秒キープします。

4、これを左右10回ずつ行います。途中で痛みを感じたりしたらすぐに中止してください。

スクワットで太ももの筋肉を強化

膝の裏の痛み改善

膝の裏の痛みを改善するには太ももの筋肉を鍛えることも効果的です。無理のない範囲で行って膝の裏の痛みを改善しましょう。

1、肩幅より少し広めに足を開いてまっすぐ腕を前に伸ばします。

2、膝がつま先よりより前に出ないように後ろに椅子があるイメージでお尻を下げていきます。この時背中が丸まらないように注意します。

3、太ももが床と平行になるくらいまで落として膝が前に出ないように元の位置に戻ります。これを10回行います。太ももが床と平行になるまで下げれない場合は下げれる範囲で大丈夫です。

膝の裏が痛い原因まとめ

膝の裏が痛い原因は主に骨か筋肉の炎症にあります。骨に問題があったとしても膝の裏、ハムストリングス、ふくらはぎなどの筋肉を鍛えることで痛みを改善することができます。日頃から膝周りの筋肉のストレッチ、トレーニングを行うことをおすすめします。

膝の裏の痛みが何度も繰り返す、決まった動作をするときに膝の裏が痛くなる場合は整形外科で骨に異常がないか診てもらってください。骨に異常がない場合は筋肉や腱が炎症を起こしている可能性が高いので評判のいい接骨院や整体で、筋肉の状態や体の歪みを診てもらうといいでしょう。

 

膝の裏側が痛い場合の解決方法はコチラです。

膝の痛みの関連記事
  • 膝痛の手術
    膝痛で手術は必要?〜膝の軟骨がすり減っていても手術せずに痛みを改善できたMさんの体験談〜
  • 膝が痛くて歩けない(歩くと痛い)
  • 膝が痛くて立ち上がれない
  • 膝が痛くて正座ができない
  • 膝(皿)の下が痛い
  • 膝(皿)の周りが痛い
おすすめの記事
膝が痛くて階段が上れない
膝の痛み
膝が痛くて階段が上れない場合の原因     「膝が痛くて階段の上り下りができない」場合、原因は階段の上り下り時に力のかかる筋肉が痛んでいる状...
膝の外側が痛い
膝の痛み
  膝の外側が痛い場合の原因     膝のどこが痛いか痛い部分を確認すると、左真のように膝の外側から太腿にかけてひろい範囲で痛んでいるのが分...
肩甲骨の内側(付け根)が痛い
背中の痛み
  肩甲骨の付け根(周り)が痛い場合の原因     肩甲骨の痛い部分を確認すると下の写真のような状態になっています。   《肩甲骨の痛い部分...