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ヘルニアの手術後に痛みが悪化!ヘルニアの手術後に歩けなくなった40代男性の体験談
腰痛で病院に行ったところ『椎間板ヘルニア』と診断され、意を決して手術を受けたのに痛みが改善されない・・・。そんなヘルニアの手術後にも続く、足のしびれや腰の痛みに悩んでいませんか?

もし、ヘルニアの手術後も腰や足の痛みに悩んでいるとしたら、その痛みの原因はヘルニアではなく別の原因があるかもしれません

今回の話は、医師に手術を勧められヘルニアの手術を受けたにも関わらず痛みが悪化し、ついには自力で歩けなくなってしまった男性が、3週間で普通に歩けるようになるまで改善した体験談です。

ヘルニアの手術後に痛みが悪化していったTさん

ある日、Tさんから予約が入りお待ちしていると、40代の男性が奥さんの肩につかまりながら痛そうに足を引きずって来院しました。

これはかなりの重症だと思いながら、「どうしたんですか?」と尋ねると、Tさんはこれまでの経緯と状況を話してくれました。

Tさんによると、2ヶ月ほど前に右の腰や足が痛くて歩くのも辛くなって、仕事どころか日常生活にまでも支障が出始めてきたので病院で診てもらったとのこと。

すると、医師から『椎間板ヘルニア』と診断を受け、症状がかなりヒドいということもあり手術を勧められたそう。

Tさんもこのままだと家族にも職場にも迷惑をかけると思い、「少しでも早く、良くなるなら」と、人生初のヘルニアの手術を受けることを決断し、すぐに手術を受けたとのこと。

しかし、Tさんの思惑とは裏腹にヘルニアの手術後も痛みは全く取れず、担当の医師に「ヘルニアの手術後も痛みがよくならない。」と伝えたところ、「しばらく安静にしていれば痛みも取れてきます」と言われ、医師を信じ1ヶ月間自宅療養をしていたそうです。

ヘルニアの治療法
ヘルニアは症状により、痛み止め、ブロック注射、牽引(けんいん)などの手術以外の治療を3週間ほど行い様子を見る。それらを続けて治らない場合に手術をすることが一般的。Kさんのように3週間も待てない時は早めに手術に踏み切ることもある。

ヘルニアの手術後、1ヶ月自宅療養するも・・・

Tさんは医師に言われた通り、ヘルニアの手術後から1ヶ月自宅療養をしていたのですが、どれだけたっても痛みが治る様子はなく、それどころか痛みはどんどん強くなる一方で、ついには痛すぎて歩くこともできない状態になってしまいました。

Tさんはまだ40代でバリバリ現役の年齢でもありますし、まだ子供も小学生でこのままTさんが寝たきりで仕事ができなくなったら大変なことになる。

そう思った奥さんが、インターネットで「ヘルニア 手術後 痛み」で色々調べているうちに私の事を知り、当院に連れてきたとのことでした。

なぜヘルニアの手術後もTさんの痛みは取れなかったのか?

なぜ、Tさんはヘルニアの手術後から1ヶ月安静にしていたのに痛みが治まるどころか、痛みが悪化したのか?さっそく問題を調べていくと、背中に痛々しいヘルニアの手術の跡がありました。(左の写真)

そして、その周囲の痛みがどうなっているのか触りながら確かめていくと、右の写真のような状態になりました。イオンシートを貼っているところが、実際にTさんが痛みを感じているところです。

これを見てTさんの痛みの原因は単なるヘルニアの痛みではなく、筋肉が痛んでいるからだとすぐに分りました。
ヘルニアの手術後の腰の様子 さらに、Tさんの話を聞くと特に右側の足のしびれが強いとのことだったので、次に右足の状態を見ていきました。すると、下の写真のように太腿の裏側と内側、そして膝裏からふくらはぎまでの広い範囲で右足の筋肉が痛んでいる状態だと分りました。イオンシートを貼っているところが実際に触って、Tさんが痛みを感じたところです。
ヘルニアの手術後の患者の様子

ヘルニアの手術後も痛みが改善されない方の解決方法はコチラです。

ヘルニアの手術後も痛みが続いたのは過去に痛めてた筋肉が原因!

ヘルニアの手術後の痛みの原因は過去のケガ 腰や足の筋肉を痛める原因は仕事内容が関係していることが多いので、Tさんに現在のお仕事伺うと、「工業系の高校を卒業後、今は製薬メーカーで機械のオぺレーターをやています。」とのことした。

しかし、仕事内容的にも重たい荷物を持ち上げたり、長時間同じ姿勢で立っている必要のある仕事ではないようなので、どうやら仕事が原因ではなさそうでした。

となると、「スポーツと関係がありそうだな…」と思った私は「Tさんは学生時代何かスポーツをしていましたか?」と質問を変えてみました。

すると、「学生時代はフェンシングをしていました」「ちょうどその頃、国体があるという事でかなり頑張って練習していましたね。」とのことでした。

それが原因か?と考えていると、「あ!思い出しました!確かその頃、すごく腰とか足を痛めていました!」「卒業してそんなにつらい状態にもならなかったし、20年も前の事なのですっかり忘れていました。」と過去に腰と足を痛めていたことがわかったのです。

そうです。今回の痛みはヘルニアとかが原因じゃなくて、学生時代フェンシングの練習で筋肉を痛めていたものが再発した状態だったのです。となれば、過去のケガが原因で痛みが発症しているので、ヘルニアの手術後も痛みが治らないのは当然です。

ワンポイント
フェンシングは足を前に踏み込むので腰からお尻、そして太腿裏側の筋肉を痛めやすいスポーツです。他に剣道など強く一歩を踏み出す競技は腰を痛めやすいので要注意です。

ヘルニアの手術後も続いた痛みも当院の治療なら3週間で改善

ヘルニアの手術後の痛みも改善 ヘルニアの手術後も痛みが取れず、しかも原因はヘルニアではなく過去のケガの再発だと知り、手術したことを後悔していたTさんでしたが、この日治療を受けたTさんは帰りは奥さんの肩を借りなくてもなんとか自力で歩けるまで症状が回復しました。

すでに2ヶ月近く会社を休んでいるTさんは、「早く良くなって職場に復帰したい」ということだったので、3日おきに当院に通って治療を受けてもらいました。

その結果、最初は奥さんの肩を借りないと歩けなかった腰と足の痛みが、6回の治療で普通に歩けて仕事もできるまでに症状が回復しました。

ヘルニアの手術後に歩けなくなった40代男性の体験談まとめ

実はこのTさんの話は2年前の話です。その後Tさんは2年の間に1回来ただけで、ヘルニアの手術後の痛みを感じることなく過去のケガの炎症も改善し、今は元気に仕事を続けています。

Tさんのように学生時代スポーツを頑張ったアスリートは歳をとってから当時の古傷に悩むことが多いです。これは、若い時は筋肉も柔軟で細胞も活性的なのでトラブルが起きにくく、回復も早いですが、歳を重ねると筋肉も衰え、細胞の活動も衰えていくことが原因にあります。

また、今回のように病院が痛みの原因はヘルニアだと決めつけ、本当の痛みの原因を見誤り手術してしまうこともあります。手術はとてもリスクのある選択なので手術を受ける前に、ほかの解決方法がないかしっかり調べることをオススメします。

Tさんのようにヘルニアの手術後も痛みが続くという場合は、そもそも、その症状以外に原因があることがあります。特に手術をして原因と思われる問題を取り除いても痛みが続く場合、筋肉が傷ついている可能性が高いです。

痛みが長期間続くと肉体だけでなく精神的にも疲弊してしまいますので、早めに改善させることをおすすめします。本記事にて行った施術に関しては、以下の記事をご確認ください

ヘルニアの手術後も痛みが改善されない方の解決方法はコチラです。

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