膝の痛み 膝痛がよく起こる筋肉 2013年08月26日 2019年09月10日 膝痛が起こりやすい筋肉(1)内側広筋 膝の内側(膝のすぐ上部)には内側広筋という筋肉があります。 歩行の際に足を前に振り出す動きをコントロールしています。 膝痛の場合、この内側広筋が損傷しているケースが非常に多く、半分以上です。 それと関係して膝の内側下部にある縫工筋も痛んでいることがよくあります。 親指で押圧するとかなり強い痛みが見つかるのですぐに分かります。 内側広筋は大きな筋肉で、痛みも広範囲に見つかります。 太ももの内側全体に痛みがあることも少なくはありません。 膝痛が起こりやすい筋肉(2)外側広筋 次に多いのが太ももの外側の筋肉です。 外側広筋と言い、この筋肉も足を前に振り出す動きを コントロールしています。 (1)の内側広筋や(2)の外側広筋が痛んでいると、 支える力が弱く膝に力が入らなくなり階段などが登れなくなります。 「ガクッ!」ときて膝が折れるので、膝が悪い感じがしますが、 ⑴内側広筋や(2)外側広筋に問題がある場合がほとんどです。 外側広筋が悪い場合は、写真のようにかなり広範囲に痛みがあります。 悪い人は太もも全体に痛みが見つかるかもしれません。 そのような状態になると、長い距離を歩く事ができず、 足を引きずって歩くような歩行状態になります。 膝痛が起こりやすい筋肉(3)ハムストリングス 膝の後の外側から中央にある筋肉はハムストリングスと呼ばれています。 膝を屈曲させる働きを持つ筋肉群が左右に分かれて骨についています。 この部分に問題があると、正座ができません。筋肉が伸びない状態です。 (1)内側広筋や(2)外側広筋に問題がある場合も、 筋肉が硬くなって伸縮できず、正座ができない場合がほとんどです。 膝痛が起こりやすい筋肉(4)膝の周り 膝(皿)の周りにたくさんの痛みが見つかる場合があります。 膝を支える筋肉が骨との接合部分で損傷している可能性が大です。 ●膝横方向の支持 ⇒ 内側広筋・外側広筋 筋力の衰えによって横の支持帯のアンバランスが大きくなると、 お皿は正常な動きを保てなくなり、 お皿やその周辺に違和感や不安定感が生じます。 代表的な症状はお皿の外側にひっかかる感じがあります。 《状態:お皿の内側、外側が痛む。 お皿が外側にズレる》 ●膝縦方向の支持⇒大腿四頭筋・膝蓋腱 繰り返しの激しい運動や加齢により伸展機構が疲労し、 柔軟性がなくなると、お皿は正常な動きを保てなくなります。 膝の屈伸により伸展機構に障害がおきやすく、 お皿やその周辺に違和感が生じます。 《状態:膝の前面が痛む、 お皿の周りが痛む》 以上の4つが膝痛に多い筋肉の損傷ですので参考にしてください。
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