学生時代スポーツをしていた方で腰痛で悩まされた経験がある人は多いと思います。中には、自分でいろいろと調べて、腰が痛いのを我慢しながら騙し騙しスポーツに打ち込んでいた人も少なくないと思います。
今回のお話は、サッカーの練習で腰痛になってしまい、腰が痛くて思うように走れなくなった高校生のSくんのお話です。彼もまたサッカーを楽しみながらも腰痛で悩んでいた学生さんの一人です。そんな彼が文字通り、アッという間に腰の痛みが改善した体験談です。
話を聞くとS君が通っている学校は地元でも有名な全国大会に出場するレベルのサッカー強豪校。S君が晴れて強豪校のメンバーとして仲間入りできたと喜んでいたのも束の間。一生懸命練習に励むSくんをあざ笑うかのように腰に異変が起きたのだという。
中学の時はグランドを端から端まで走り回るダイナミックなプレーに定評があったSくんだったが、腰に違和感を感じてから思いっきり走るのが怖くなったと言う。実は、サッカー選手で腰痛に悩んでいる人は少なくはない。
その理由は単純である。私たち人間は二足歩行をしていだけでも腰へ負担がかかっていると言うのに、サッカーと言うスポーツは、ボールを蹴る、ボールを取るために足をあげる、ジャンプ、ダッシュなど、とにかく下半身への負荷が他のスポーツと比べても圧倒的に多い競技となっている。
ましてやS君が入学したのはサッカーの強豪校。練習内容も相当ハードだと言っていたので、他校の同学年と比べても身体への負荷は相当だと推測できる。
問診を終えさっそく痛んでいるところを順番に確認していくと、下の写真のように痛んでいる事がわかりました。以前、同じようにサッカーをしている中学生が腰痛で走れないといった相談を受けましたが、その子もS君と同じように背中の筋肉を痛めていました。
これまでの経験からお尻の筋肉が痛んでいる場合は、骨盤にそった腸骨筋も痛んでいる可能性が高いので、念のため腸骨筋の方も確認してみました。するとやはり、下の写真のように左右の骨盤の内側に強い痛みが見つかりました。腸骨筋は骨盤にくっついている筋肉ですが、先端が大腿骨まで伸びていて、足を上げる時に使う筋肉です。
S君の場合は、足を動かす時に使う重要な筋肉が全体的に痛んでいる状態でした。しかし残念なことに、このような筋肉の問題はいくらレントゲンを撮っても分りません。レントゲンでは筋肉の炎症を確かめることはできないのです。
そのため、レントゲンの写真で判断する整形外科では大抵「原因不明の痛み」と診断され、せいぜい痛み止めと湿布薬を渡して様子を見てくださいと言われるのが関の山です。
S君は治療後、体をくねくねと動かしたり足をあげてみたりと、自分の体の動きを一つ一つ確かめるようにして「腰は全然痛みを感じなくなりました!」「足もすごく軽くて、バンバン走れそうです」と何をしても改善されなかった腰痛が改善されたようでした。
症状がひどい方だと何回か通ってもらうこともあるのですが、S君の場合は日頃から身体へのケアを行なっているからか、この1回の治療でサッカーをしている最中に腰痛が気になることもなくなり、全力でグランドを走り回れるまで回復しているとのことでした。
本人の自己管理も大事ですが、中高生のお子さんをお持ちの親御さんは、もし子供が「身体が痛い」と言っていたら成長痛で片付けるのではなく、「いつから痛みを感じるようになったか」「どのような時に痛いか」を聞き、少しでも違和感を感じたら早めにお医者さんで診てもらうことをおすすめします。
特にハードなスポーツをやっている子はスポーツ障害になりやすく、放置していると骨が変形したり、骨が分離したままといった重症になることもあるので、日頃からコミュニケーションをとるようにしておきましょう。
実際痛みの原因は人それぞれですが、骨や内臓に原因が見つからない場合は筋肉が傷ついている可能性が高いです。痛みが続くと肉体だけでなく精神的にも疲弊してしまいますので、早めに改善させることをおすすめします。
今回、サッカーで原因不明の腰痛になったSくんが、再び走り回れるまでに腰痛が改善した当院の施術に関しては、以下の記事をご確認ください。
今回のお話は、サッカーの練習で腰痛になってしまい、腰が痛くて思うように走れなくなった高校生のSくんのお話です。彼もまたサッカーを楽しみながらも腰痛で悩んでいた学生さんの一人です。そんな彼が文字通り、アッという間に腰の痛みが改善した体験談です。
サッカーの練習中に腰痛に襲われ、思うようにプレーできなくなったSくん
今回、お父さんと一緒に来院したS君は今年、高校1年生になったばかりとのことで、これから部活動を頑張るぞ!と意気込んでいた矢先。練習中に腰に違和感を感じ、思うように走れなくなったとのこと。話を聞くとS君が通っている学校は地元でも有名な全国大会に出場するレベルのサッカー強豪校。S君が晴れて強豪校のメンバーとして仲間入りできたと喜んでいたのも束の間。一生懸命練習に励むSくんをあざ笑うかのように腰に異変が起きたのだという。
中学の時はグランドを端から端まで走り回るダイナミックなプレーに定評があったSくんだったが、腰に違和感を感じてから思いっきり走るのが怖くなったと言う。実は、サッカー選手で腰痛に悩んでいる人は少なくはない。
その理由は単純である。私たち人間は二足歩行をしていだけでも腰へ負担がかかっていると言うのに、サッカーと言うスポーツは、ボールを蹴る、ボールを取るために足をあげる、ジャンプ、ダッシュなど、とにかく下半身への負荷が他のスポーツと比べても圧倒的に多い競技となっている。
ましてやS君が入学したのはサッカーの強豪校。練習内容も相当ハードだと言っていたので、他校の同学年と比べても身体への負荷は相当だと推測できる。
全力でサッカーをしたいS君を悩ませる原因不明の腰痛
全力でサッカーをしたいけど腰痛で思ったようにプレーができないSくんの悩みを知ったお父さんは、すぐさま整形外科やスポーツドクターにS君を連れて行ったのだが、全く腰痛がよくなる気配もなく、たまたま当院の噂を聞き今回はダメ元で相談に来たとのこと。問診を終えさっそく痛んでいるところを順番に確認していくと、下の写真のように痛んでいる事がわかりました。以前、同じようにサッカーをしている中学生が腰痛で走れないといった相談を受けましたが、その子もS君と同じように背中の筋肉を痛めていました。
参考記事
さらに、S君の場合は背中だけでなくお尻にも強い痛みが見つかりました。これは大腿骨に繋がる筋肉で、おそらくS君のプレースタイルがグランドを縦横無尽に走り回るものだと言っていたので、他の子より走る距離の多いSくんは筋肉に疲労がたまり、炎症を起こしているではないかと考えれます。これまでの経験からお尻の筋肉が痛んでいる場合は、骨盤にそった腸骨筋も痛んでいる可能性が高いので、念のため腸骨筋の方も確認してみました。するとやはり、下の写真のように左右の骨盤の内側に強い痛みが見つかりました。腸骨筋は骨盤にくっついている筋肉ですが、先端が大腿骨まで伸びていて、足を上げる時に使う筋肉です。
S君の場合は、足を動かす時に使う重要な筋肉が全体的に痛んでいる状態でした。しかし残念なことに、このような筋肉の問題はいくらレントゲンを撮っても分りません。レントゲンでは筋肉の炎症を確かめることはできないのです。
そのため、レントゲンの写真で判断する整形外科では大抵「原因不明の痛み」と診断され、せいぜい痛み止めと湿布薬を渡して様子を見てくださいと言われるのが関の山です。
レントゲンでわかること
レントゲンは骨の損傷を判断するのに適している方法です。しかし、軟膏や靭帯、筋肉の損傷などは画像には映らないので判断が難しいです。さらに、打撲直後など炎症や腫れが激しい時は細かい骨折や日々が映らないこともあります。
診察で「様子を見ましょう」と言う先生がいるのは、疲労骨折のように長期的なストレスによって起きる骨折の場合、レントゲンでの判断が難しく、治療過程において骨膜が再生されていることで初めて疲労骨折だとわかることもあるからです。
診察で「様子を見ましょう」と言う先生がいるのは、疲労骨折のように長期的なストレスによって起きる骨折の場合、レントゲンでの判断が難しく、治療過程において骨膜が再生されていることで初めて疲労骨折だとわかることもあるからです。
サッカー選手が悩む原因不明の腰痛も独自の治療法で改善!
S君は治療後、体をくねくねと動かしたり足をあげてみたりと、自分の体の動きを一つ一つ確かめるようにして「腰は全然痛みを感じなくなりました!」「足もすごく軽くて、バンバン走れそうです」と何をしても改善されなかった腰痛が改善されたようでした。
症状がひどい方だと何回か通ってもらうこともあるのですが、S君の場合は日頃から身体へのケアを行なっているからか、この1回の治療でサッカーをしている最中に腰痛が気になることもなくなり、全力でグランドを走り回れるまで回復しているとのことでした。
サッカーの練習で腰痛になった高校生Sくんの腰の痛み改善談!まとめ
S君のようにサッカーが原因で腰痛になるスポーツ障害は、永遠に悪くならないとは言えないのが特徴です。ハードな練習や試合を繰り返すと筋肉は疲労しまた痛みます。特に成長期において、筋肉が出来上がっていないこの年頃は筋肉が非常に痛みやすくなっています。本人の自己管理も大事ですが、中高生のお子さんをお持ちの親御さんは、もし子供が「身体が痛い」と言っていたら成長痛で片付けるのではなく、「いつから痛みを感じるようになったか」「どのような時に痛いか」を聞き、少しでも違和感を感じたら早めにお医者さんで診てもらうことをおすすめします。
特にハードなスポーツをやっている子はスポーツ障害になりやすく、放置していると骨が変形したり、骨が分離したままといった重症になることもあるので、日頃からコミュニケーションをとるようにしておきましょう。
実際痛みの原因は人それぞれですが、骨や内臓に原因が見つからない場合は筋肉が傷ついている可能性が高いです。痛みが続くと肉体だけでなく精神的にも疲弊してしまいますので、早めに改善させることをおすすめします。
今回、サッカーで原因不明の腰痛になったSくんが、再び走り回れるまでに腰痛が改善した当院の施術に関しては、以下の記事をご確認ください。