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膝の内側が痛い
 

膝の内側が痛い場合の原因

膝の内側の痛い部分を確認していくと、下の写真のような状態になっています。膝の内側から太腿にかけてひろい範囲で痛んでいるのが分ります。また膝内側下の方まで痛んでいる場合も少なくありません。

 

《膝の内側の痛い部分を確認しながら、痛い所にパッチを貼った状態》

内側広筋の損傷状態

    膝の内側には「内側広筋」と言う太い筋肉があり、膝関節の伸展に関わっています。膝の内側が痛い場合はこの「内側広筋」が痛んでいる場合がほとんどです。  

内側広筋の痛み

 膝の内側が痛い場合の解決方法はコチラです。

膝の内側に痛みを感じたら早めの対処を!

膝の内側が痛い

膝の内側が痛む時はなるべく早く整形外科でみてもらうことをおすすめします。また、スポーツをしている方であればスポーツ障害で評判のいい整形外科でみてもらうといいでしょう。生活習慣が原因で起きる膝の内側の痛みとスポーツをしていて起きる膝の内側の痛みは原因が違います。

膝の内側の痛みを放置して症状が悪化した場合、手術しなければいけなくなるケースもあります。手術となるとリハビリや通院と日常生活にも支障をきたします。スポーツをしている方であれば手術前と同じパフォーマンスができなくなる可能性もあるので、膝の内側に痛みを感じたらなるべく早く整形外科で診断してもらいましょう。

膝の内側が痛む主な症状

膝の内側が痛い症状

膝の内側が痛む場合どのような症状があるのかよくみられる症状をいくつかご紹介します。ほとんどの人が整形外科で診てもらった場合いずれかの症状に当てはまります。

1、関節炎(かんせつえん)

関節痛という人もいますが関節炎になると関節に痛み、腫れ、発赤、熱感のどれか。または重なって発症します。主な原因は打撲や捻挫などの外傷であったり。関節の使いすぎや、細菌や結核、痛風、風邪の時に痛くなるウイルス性のものなどもあります。

2、変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)

膝の内側の痛みだけでなく膝が痛いというひとのほとんどがこの変形性膝関節症と診断されます。

40代以降の方に特に多く見られるのですが、主な原因は加齢と膝関節の使いすぎで軟骨がすり減って炎症を起こします。初期症状として歩きはじめ、長時間座っていて急に立ち上がる時、階段を下りる時などの動きはじめに痛みを感じます。進行すると骨まで変形したり、夜寝ている時に痛みを感じるようになるので早期発見・改善が好ましいです。

3、大腿骨内顆骨壊死症(だいたいこつないかこつえししょう)

多くは原因不明で発症する膝の内側の骨(大腿骨内側顆部関節面)に骨壊死が生じる病気です。腎移植後やステロイドの大量投与を受けた時に時々発症します。

4、内側側副靱帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)

スキー、柔道、ラグビーなどのスポーツで膝を外反んひねった時に膝の内側の靭帯を損傷します。靭帯を損傷した場合、程度によりますが、装具を4週間〜6週間装着して膝が動かないよう固めます。その後、膝周りの筋肉を補強するためのトレーニングをしてリハビリします。

5、内側半月板損傷(ないそくはんげつばんそんしょう)

膝に体重がかかってひねると膝の内側にある半月板をダンれるすることがあります。10〜30歳の方でスポーツをしている時に損傷することが多いです。40歳以降だと立ったり座ったりする動きや階段の上り下りの際にも発症することもあります。

膝を曲げ伸ばしする時に膝の内側に痛みを感じたり、膝が完全に曲がらない、伸びないということもあります。歩行中にガクッと膝が折れたり、ガキッと膝が引っかかったりするのも半月板損傷の特徴です。

6、駕足炎(がそくえん)

膝の内側にある腱が扇状に集まっている部分が炎症を起こしすことで膝の内側に痛みを感じます。歩いたり、階段の上り下り、走った時に痛みを感じるのですが、ランニング、キック動作、ストップダッシュを頻繁に行うスポーツ選手が多く発症します。

トレーニングのしすぎで膝の内側の腱に負担がかかり発症した場合は、症状を見ながらトレーニングの制限を行います。

膝の内側が痛む症状が起きる要因

膝の内側を痛める要因は主にスポーツでの怪我、過度なトレーニングによる膝への負担など必要以上に膝に負担をかけている場合や、加齢や肥満などがあります。そのほかにもX脚や外反扁平足といった体の構造の関係してきます。

膝の内側が痛む場合、軟骨がすり減っていることで骨と骨がぶつかって痛みを感じると間違った認識をしている人がいますが、骨にも軟骨にも痛みを感じる神経が通っていないので骨がぶつかることで痛みが発症することは医学的にありえません。

軟骨がすり減って膝の内側に痛みを感じるのは削れた骨によって膝の内側の関節包の内側にかる滑膜(かつまく)が炎症を起こして膝が腫れたり、痛んだりしているのです。他にも、軟骨がすり減って骨のバランスが崩れることで周りの筋肉や腱に負荷をかけ、筋肉や腱が炎症を起こすことで膝の内側に痛みが発生します。

軟骨は一度削れてしまうと元には戻らないので膝の内側の軟骨が削れた場合、膝が内側に傾いてしまします。軟骨を自然治癒で治すのは難しいですが、膝周りの筋肉を鍛えることで傾きを軽減することができます。

膝の内側が痛い原因まとめ

内側広筋の損傷状態

スポーツ中やスポーツ後に膝の内側がいつも痛むようであれば早めに整形外科で見てもらいましょう。X脚や外反扁平足の人は日常生活を過ごしているだけでも膝の内側に負荷がかかっているのでストレッチやトレーニングを行って姿勢改善を行いましょう。

40代以降で特に肥満体型の人はまず体重を落とす。40代になると膝の内側の痛みを感じるひとが多いので膝周りのトレーニングを行って膝の痛みを軽減しましょう。ダイエットの際はいきなり長時間・長距離のウォーキングやランニングをするのではなく、少しずつ距離を伸ばして膝への負担を押さえましょう。焦りは禁物です。

整形外科に行って痛み止めや湿布、リハビリを行っても痛みが取れていない方は、膝の内側の痛い場所を指でグッと押してみてください。もし押して痛い場合はその箇所の筋肉や腱が炎症を起こしています。リハビリや湿布でも膝の内側の痛みが改善されなかった方は当院で施している方法をお試ししてみてはどうでしょうか。

 膝の内側が痛い場合の解決方法はコチラです。

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